政宗が「手は洗おう」という話

コロナウィルスとの戦いは長期戦となるのが見えています。
気を付けて手を洗っていますが、ちょっと心がめげたりします。
そこで、我田引水、牽強付会、こじつけでもいいじゃないか、政宗の「手を洗うんだぞ」という話を『木村宇右衛門覚書』より紹介しましょう。

あるときの政宗の話には、「人はいつも自分の手をきれいに洗い清めておく心がけが大事だ。思いもよらないときに政宗から小姓に「私の髪をなでつけよ、髭を整えよ」と言うかもしれない。そのとき小姓が「大丈夫、自分の手は清潔」と思ったら、言葉をかけられてすぐに立ち、少しも心配する必要はない。
ところが手洗いをおろそかにして手が汚れていて自分でもきたないなあと思っていると、お声をかけられてもどうしようと思ってすぐに行動がとれない。
(だからいつも手をきれいにね)

晩年の政宗の身近に使えた木村宇右衛門の言葉を記した『木村宇右衛門覚書』48項の冒頭をとっても自由に現代語に意訳しました。出典は『伊達政宗言行録―木村宇右衛門覚書』(小井川百合子編 1997 株式会社新人物往来社)の82頁です。

こっからは歴史マニアの妄想パワーですよ。ええ!

もしかして、突然政宗から「ちょっと髪を直してくれない?髭も見て」と言われるかもしれない、その時手をきれいに洗っている自分は万全だ!いつ声をかけてもいいよ!
この妄想力で楽しく手を洗いましょう。

手を洗おう